頭痛(東洋医学)
2025/03/31
東洋医学での頭痛
東洋医学では、病は「気・血・津液(水)」の不調や経絡の乱れ、陰陽の失調、五行と臓腑の不調、内因・外因・不内外因により引き起こされると考えられています。
◦気滞による頭痛ーストレスや感情の抑圧により、気の流れが滞ることで頭痛が発生
します。特に側頭部や頭頂部に痛みが現れやすいです。
◦血瘀による頭痛ー血液の巡りが悪くなることで、瘀血(おけつ)が生じ、頭痛を引
き起こします。刺すような痛みや慢性的な頭痛に関連します。
◦痰湿(たんしつ)による頭痛ー体内の水分代謝が悪くなり、余分な水分(痰湿)が
蓄積されると頭痛が発生します。頭が重く、圧迫感のある痛みが特徴です。
゜陰虚による頭痛ー身体の陰液(体液や血液)が不足し、虚熱(身体の中の余分な熱)が生
じることで頭痛が起こります。めまいや不眠、のぼせを伴うことがあります。
◦外因(風・熱・湿・燥・寒・火)による風寒(風邪や寒さ)、風熱(熱や暑さ)などによ
る頭痛ー風寒は後頭部の痛み、風熱は前額部の痛みに関連します。
など頭痛の原因は様々ありこれは一部にすぎません。
経過的には、一過性の軽い頭痛が多く、気滞や外因の要因が強い場合が多くなります。これを(まあ、ちょっとした痛みだし⋯)放置していくと、頭痛が繰り返し起こり、瘀血や痰湿による慢性的な痛みに移行していきます。さらに、気血の消耗や陰陽の不調により、体力低下や慢性的な疲労感を伴うことがあります。
このように東洋医学的に様々な原因のある中で、その人の頭痛の原因を体質や生活環境、ストレス度合など総合的に捉え個々に応じた鍼灸の治療法をえらび、体質改善と各人の治癒力の向上を図ります。また、食事のとり方や生活サイクルなどの見直しも重要です。
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のぶ はり灸院
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