今までに出会った患者様

　　　今までに出会った患者様

 

　弟子入り時代、研修先、治療室と、沢山の患者様に出会いました。

　

　純漢方の脉診流はり灸術は生命力を強化し、その体質改善を図ることを主眼とする総合治療です。純漢方の脉診流はり灸術は、その患者様の脉をみ、望聞問切（ぼうぶんもんせつ）という独特の診断法により、すべての症状を統一診断し「証」という治療方針をたてて、総合治療をおこないます。

純漢方の脉診流はり灸術には、外科も、内科も、眼科もなく全科になります。病名で表せるような個々の病名治療ではないのです。

 

が、現代社会においては一般的に病名があり、その病名で治療に訪れるのが当たり前になっています。（中には病名がつかない不定愁訴の患者様もおられます）

ですので、はり灸院を訪れる患者様の、多い病名を少し挙げさせていただきます。

　

 

頭痛・頭重・眼疾患・肩こり・首こり・上肢の痛み痺れ（五十肩等）・テニス肘・手首の痛み・腱鞘炎・ばね指・肩甲間部のこり痛み・背部のこり痛み・腰痛・坐骨神経痛・下肢の痺れ（痛み）・膝痛・膝の腫れ・足首の捻挫・かかとの痛み・足底筋膜炎・痛風・外反母趾・アトピー・喘息・婦人科疾患・内臓疾患（心臓・胃・胆のう・肝臓・膵臓等々）・顔面麻痺・ヘルペス・コロナ後遺症・風邪・咳・声かすれ・ストレスによる声が出ない・不眠・心の病・めまい・耳の疾患・鼻の疾患・歯茎の腫れ⋯等々まだまだあり、病名で挙げるときりがないほどです🧐

 

　はり灸に馴染みのない方は、はり灸って肩こり・腰痛ぐらいしか処置できへんのでは？と思っている方が多いのではないだろうかと⋯

初めてはり灸を受ける方が良くつぶやいていました(T_T)

 

　はり灸の適応範囲は以外に広く、今現時点に出現している症状に対しての効果はとても大きいです。折れた骨を元通りにするや胃を切除したものを元に戻すなど器質的疾患を良くすることはできませんが、けれども、器質的疾患があるが故の諸症状に対しての効果は驚くものもすくなくありません。

 

人は十人十色と言いますが、病気も十人十色さまざまです。感じ方や出現の仕方が違うので同じものはないかもしれないですね～。

 

　何か症状があるけれど、病院に行くほどでもない・病院へかかったけれど正常だと判断される。そのような人たちが病名のつかない症状で悩んでいるのも事実です。そして、沢山の病院を受診したにもかかわらず心療内科へ回されてしまったり⋯もう、どうすればいいのかわからない‼と落ちこんでしまう人がなんと多いことか‼

 

今までに出会った患者様もあちらこちらと病院をめぐり巡っても納得のいく答えが出ないまま、最後の最後にはり灸に出会い、症状が治癒される方、小康状態に落ち着く方、安定される方、治癒には至らなくても何かあればはり灸に来れば何とかなると安心を覚える方と様々です。そして、患者様が言われるのは、『はり灸に出会えて本当に良かった‼』という言葉です。ありがとうございます。

 

 

　はり灸院は病名がなくても施術が可能です。行き詰った状態から抜け出すためにも、近くの経絡治療をしている鍼灸院を訪ねてみてください！きっと、希望がみえてくることでしょう❣

 

 

　はり灸は貴方の自然治癒力を引き出すための施術です。その症状・病気の期間によりすぐさま良くなる方もいれば、慢性疾患で時間のかかる人もいます。けれども、症状は改善される方が圧倒的に多いです。貴方の症状を改善させるためにも、はり灸で貴方も一緒にがんばりましょう。