2月下旬からの体の不調
2026/02/20
2月下旬の体調不良について
〜乾燥が強い今、体に何が起きているのか〜
2月も下旬になると、暦の上では春に近づきます。しかし体の中はまだ「冬」の影響を色濃く残しています。さらに今年のように雨が少なく乾燥が強い場合、体には特有の変化が現れやすくなります。
東洋医学では、この時期は「冬の腎」から「春の肝」へ移行する時期と考えます。
腎は“ためる力”、肝は“巡らせる力”を担当します。
冬に蓄えたエネルギーを、春に向けて動かし始めるのが今の時期です。
ところが、
・冬の疲れが残っている
・体が冷えたまま
・空気が乾燥している
という条件が重なると、体はうまく順応できず、さまざまな不調が現れます。
① のどや鼻の乾燥・空咳
雨が少ないと、空気の乾燥が強まります。
東洋医学ではこれを「燥邪(そうじゃ)」と呼びます。
燥邪は特に「肺」を傷つけます。
・のどのヒリヒリ
・鼻の奥の乾燥
・痰の少ない咳
・声のかすれ
といった症状が出やすくなります。
花粉症の方も、この時期から症状が出始めます。日本では特に スギ 花粉が飛散し始めるため、乾燥と合わさって鼻やのどがより敏感になります。
② 皮膚のかゆみ・乾燥
「血」は体を潤す働きをしています。
乾燥が続くと血の潤いが不足し、
・皮膚のかゆみ
・粉をふく
・ひび割れ
が起こりやすくなります。
これは“外の乾燥”だけでなく、体内の潤い不足が関係しています。
③ 頭痛・めまい・目の疲れ
春に向けて「肝」の働きが活発になります。
しかし血や潤いが不足していると、肝のエネルギーが上に昇りやすくなります。
・側頭部の頭痛
・目の奥の疲れ
・ふわっとするめまい
・イライラ
などが増えてきます。
④ 不眠や気分の不安定
乾燥は“陰(うるおい)”を消耗させます。
その結果、
・寝つきが悪い
・夜中に目が覚める
・夢が多い
・気持ちが落ち着かない
といった状態が出やすくなります。
⑤ 便秘傾向
乾燥が腸に及ぶと、
・コロコロした便
・出にくさ
・お腹の張り
が現れます。
水分不足だけでなく、「潤い不足」が原因になっていることも少なくありません。
今の時期の体の特徴
今年のように乾燥が強い場合、
“冷え”よりも“乾き”が主な問題になることが多いのが特徴です。
そのため、
・強く温めすぎる
・強く発散させすぎる
は、かえって乾燥を悪化させることがあります。
大切なのは、
✔ 体を冷やさないこと
✔ 同時に潤いを補うこと
✔ 無理に発散させすぎないこと
です。
ご自宅でできる養生
・こまめな水分補給(常温〜温かいもの)
・加湿
・首・お腹・足首を冷やさない
・早めの就寝
・目の使いすぎを避ける
特に「睡眠」は血を養う大切な時間です。
2月下旬は、
「冬の疲れ」+「春の動き」+「乾燥」
が重なる、とても繊細な時期です。
今出ている不調は、体が春へ適応しようとするサインでもあります。
無理に抑え込むのではなく、
体の声を丁寧に整えていくことが大切です。
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